読書メモとしてのマインドマップ

読書の目的を明確にしよう

読書のためにマインドマップを使うには、いくつかの方法があります。その前に確認しておきたいのは、本を読む目的です。

 学習のためのマインドマップサンプル
学ぶために、マインドマップを書くには、大きく二つの読書目的と整合しています。
  • 全体を理解した上で読み進む
  • ある部分を詳細に理解する

どちらの目的で使うかを明確にできるかが効果を発揮するかの鍵になります。

多くの方が迷い込む迷路

学習をしたい。本をマップでまとめたい。このときに挫折してしまう方の多くは、以下のやり方に挑戦したケースです。私も独学で学んでいた当時は、同じ罠に陥っていました。

1冊の本の内容をマインドマップにすべて書き出そうとする。

想像が付くと思うのですが、通常のマインドマップの感覚で、著者の考えやストーリーを追いかけていくと、膨大な量になります。本の量や内容にも寄りますが、A3で20枚などにすぐなってしまいます。
一方で大幅に省略してキーワードだけにすると、後で読み返したときに理解ができづらくなります。
マインドマップでは、筆者の思考のプロセスを追いかけることが主眼となるため、気になった単語をまんべんなく本から拾い出しただけでは、効果を発揮しづらいのです。
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もちろん私自身は、この手法で、たとえば「7つの習慣」を1冊まとめたことがあります。その場合には、相当なエネルギーが必要で、それだけ価値のある本だ。数ヵ月かけてでもやる決意があればOKです。
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ただ、多くの方は、このような書籍は年に1冊あるかどうか。では通常の読書にはどう使った良いのでしょうか。

全体俯瞰マインドマップで本全体を理解する

本全体をきちんと理解する上で鍵となるのは、本の構成や全体像です。きちんと全体が理解できていることで、理解度が上がります。
ここでやってほしいのは、本の目次や小見出しを見ながら、全体を把握するタイプのまとめ方です。このスタイルは、本を読み始める前でもできるのが特長。全体像を把握することで、本を読みやすくなり、またどこから読み始めれば良いかの目安にもなります。
1枚のマップでまとめて、全体を見ながら著者の主張を整理するのがポイントです。著者の言いたいことは、本の前書きや後書き、出だしの章や最後の章にまとめられていることも多いので、その部分と目次を併せて読むのも効果的です。
全部書き出すのではなく、目次と前書き後書きに絞って1枚に整理してみましょう。
マップが出来上がってから、今度は本格的に読み始めると良いでしょう。

この部分が大事そうと思ったら精読マインドマップ

読み進めている打ちに、この部分が重要そうという部分が見つかることがあります。

その時には、その部分を細かく理解をするのにマインドマップを書いてみましょう。

目安としては、文庫本で6~7ページくらい。小見出しなどのひとかたまりになっている方が最初はやりやすいと思います。

手順としては、

  1. しっかり理解したいパートを見つける。
  2. その部分をマップにする。
  3. 前後を読んで追記する
 という手順になります。本の構成によっては、離れた2つのパートが密接に繋がっているケースもあるので、上記の全体把握型と併用すると更に理解が進みます。
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今回は目的別に、3つのやり方を説明しました。目的に合わせて、マインドマップを活用した読書。ぜひ使ってみてくださいね。

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