マインドマップは大工道具?!
マインドマップを使いこなすというのは、大工道具を使うのと似ています。よく言われるのは、ドリルの事例です。皆さんは、ドリルがほしいのでしょうか。ドリルを使いたいのでしょうか。
そうではありませんよね。
ドリルを購入したり使ったりするのが目的ではなく、穴を空けたいからドリルを使うわけです。穴を空けるためにドリルの使い方を覚えるわけです。どうやってドリルの刃(ピット)を交換するのか。どう構えて、スイッチを入れるのか。回転の向きは。いくつかのコツと道具があって、目的である穴が手に入るわけです。
自分なりの使い方を明確にする=マインドマップの第一歩
マインドマップも同じです。マインドマップ自体を目的にするのではなく、仕事の効率化だったり、学ぶ力のアップだったり、目的を自分なりに持って取り組んでほしいのです。
ドリルとは違って、マインドマップは、どちらかというと汎用性の高い道具です。「スイスアーミーナイフ」に譬えられることもあるくらいです。初心者の方は、1つか2つ使いたい用途を明確にしてから、使い始めると良いと思います。