やさしいモノから順にトレーニング
たくさんの用途があるのが、マインドマップの特長です。だからこそ、最初のうちは欲張らないことをお勧めします。マインドマップは、一種の思考ツールです。そのためある程度の作成トレーニングが必要です。やさしいモノから書き始めたいのです。
どのくらいかというと、20枚程度。
テーマは、本や講座の内容ではなく、「自分の好きなモノ」など自分の頭の中から引き出せる内容でしっかり書いてみることをお勧めします。20枚書くことで、マインドマップのかき方のスキルが安定してきます。そこから用途を広げていくと良いと考えています。
よくお聞きするのが、会議の議事録で使いたいのだが、中々うまくいかないという感想です。ある意味当然。というのは、マインドマップを作る力以外に、議論をきちんと理解しながらも、ハイスピードで書く力が必要となるからです。一度に3つのことを初心者がやろうとして失敗してしまうケースなのです。
まずは自分の中から20枚。そこから拡げて行くと続けやすくなります。
ミニマップも使おう
マインドマップは書けるようになったと思う。でも使い続けられない。ビジネスでどうやって使い続けたら良いのでしょうか。第2のヒント「ミニマップも使おう」です。
本を読んで学ばれた方に良くあるケースは、「作品を書いてしまう」ケースです。あえて言い切りますと、マインドマップ自身に価値を求める必要はありません。
もちろん美しいマップは、それ自体満足感がありますし、何度も見直したくなるすばらしいモノです。書くだけで楽しくなる!くり返し見たくなるから記憶に残りやすい。
ただ、マインドマップを使う目的に合っているかを確認したいのです。
すぐに捨ててしまうメモのようなマップまでフルスペックのマップで書くと、結局時間の効率が下がってしまいます。
自分なりに、基本となる3つの要素(3つの要素についてはこちら)だけのミニマップを使う場合と、フルスペックを書く場合を決めて欲しいのです。
これを意識しておかないと、常に本に載っているような作品としてのマインドマップばかりを書くようになります。結果として時間が足りなくなって描けなくなる方が多いのです。インストラーターでも作品を書くのは、1ヵ月に数枚。率にして10%以下だと言うことを覚えておいて欲しいのです。
ライバルを作ろう!
続けていく上で、気持ちを維持してくれるのが、ライバルです。できれば一緒に始めたマインドマップを書く友人がいるとベストです。ぜひ当社の小冊子(お申し込みはこちら)を印刷して、友人何人かに渡してみて欲しいのです。
その中で興味を持ってくれた方と一緒に始める。これは、とても大きなコツです。何枚かいた?とかどんなテーマで書いた?どんな文房具使っている?などなど。定期的に見せ合えば、スキル向上の助けにもなります。
ちなみに、ライバルが近くにいないという方は、ぜひライブセミナーにお越しになりませんか。詳しくはこちらです。用途別に3講座をご用意しています。